2015年4月21日火曜日

中国でのLTE

訳あって、現在中国の合肥という場所にいます。

中国には携帯電話会社が3社あって、こちらでもすべての会社でLTEサービスが始まっています。詳しい方は、日本と中国ではLTEの方式がFDDとTDDの違いで、日本の携帯では使えないと思い込んでいるかもしれませんが、実は中国でもFDD方式のサービスも始まっていて、携帯によってはつかえるんです。

さて、今回一社だけでしたが、LTE対応SIMを手に入れたので、Xperia Z3 SO-01Gと、L-02Fに入れてみました。

本当は中国聯合通信(China Unicom)のSIMがW-CDMA方式もサポートしておりよかったのですが、残念ながら経由地の北京の空港ではカウンターがなく、自動販売機が40か所ぐらいあるのですが、すべての自動販売機で売り切れや故障中で、買えませんでした。(本当に見つけられる範囲ですべて回りました)

中国移動通信(China Mobile)のSIMはカウンターで売っていたので買おうと思えば買えたのですが、合肥で扱っているか事前に調べていなかった(Unicomが買えると思い込んでいた)ので、合肥で買うことにしました。

しかし、合肥の空港ではSIMが売っているところが見当たらず、結局街中で探すことになりました。


ちょうどホテルの目の前に、中国电信(China Telecom)のカウンターを見つけて、こちらのSIMはMiniUIMとMicroUIMの共用の形で売ってあったので、夜の10時から1時間粘って、中国語と筆談で購入しました。(3日しかいないので、そんなに高いプランじゃなくてよかったのに、1GBの99元プランを購入。3Gのデータ通信のみなら80時間プランというのがあったのですが、今回は4Gの確認なので)

まずはL-02Fに入れるために、MicroSIMの形で入れてみました。
もともと、事前にTDDにも対応済みということを知っていたので、気にしていなかったのですが、購入時にAPNの設定を教えてもらえませんでした。(ネットで調べても4Gについては書いていない)

とりあえず、ctnet って入れるだけでよさそうなので、L-02Fにそう設定しましたが、なくても動くみたいです。

普通にSIMを入れただけでLTE接続していることが確認できました。

次に、Z3に入れて確認しました。
LTEなのでLTEモードで接続できると思ったのに、アンテナが立ちません、APNを入れても動かない、LTE/3GではChina Telecomの電波も拾ってくれません。

ドコモのSIMではChina TelecomのLTE電波を拾っていたので、拾えないはずがないはずなので、念のためGSMも有効にしたら、LTEの電波を拾ってくれました!!

ただ、どうしても通信業者の選択ができませんでした。

何度か再起動しましたが、選択できなかったので一度はあきらめたのですが、Androidの裏設定のLTEモードオンリーにして確認すると何とかつかんでくれました。
これで、4Gの通信ができました。(一応下りで20Mbpsでています。)

通話もできるかな?と思ったのですが、通話設定をLTE/3GにしてもGSMでは通話できませんでした。(3Gの通話方式がW-CDMAじゃないのでしょうがないですが)
GSMでは使えないSIMだったようです。

今度中国に来る場合は、期限切れじゃなければこのSIMはL-02F専用にして、日本でChina UnicomのSIMを通販で買って行こうと思う。

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