2015年5月20日水曜日

中国LTE China Unicom編

先日の記事に書いたように、中国でもLTEのサービスが始まっています。

LTEは互換性があるものに変更になりつつありますが、3GがDocomo同じWCDMA方式なのは、中国联通(China Unicom)だけで、4G SIMを購入するときには、こちらを購入しないと通話ができない可能性がある。

というお話でしたが、やっと、中国联通のSIMを手に入れました。

日本のパスポートで買うことができるショップがなかなか見つからなかったのですが、見つけてチラシを見ながら、片言の中国語で交渉。

チラシを見ると、日本のカケホーダイのようなシステムではなく、パケットと通話のセットメニューのようなものでした。

4G全国套餐

特に通話をするわけではないのですが、地図とか見るには400MBでは足りないと思い、800MB使える106元のプランを選びました。
(あとで、これが失敗だと気づくのですが・・・)

106元で通話も300分ついて、800MBなら良いかな?と思っていたのですが、なぜか、オプションを薦められて、合計270元払っていました。

詳しいオプション内容はわからなかったのですが、電話番号を維持するためのデポジット(10元ずつ1年間維持料としてとられる)が120元。あとは先にデポジットしておくと、あとから月額費がやすくなるもののようです。

断ってもよかったのですが、また、SIMを買う苦労を考えると、1年間は維持してくれるようなので、そちらの手間を考えてこちらにしました。

で、SIMそのものはさしてすぐ通話ができる状態(電波アイコンが立っている状態)になったのですが、日本にかけられません。

日本にかけようとすると、中国語と英語で「この回線では長距離はだめだよ」という案内のようです。始め、通話自体ができないのかと思って、ショップの店員に文句を言うと、「お前の電話が古いから4Gは使えないんだよ」と言われたが、「日本にかけられない」ということをわかってもらうと「長距離の通話をするには、デポジットとしてあと500元(約1万円)を払え」と言われました。

さすがにSIMに1万円は高いので、いったん保留して、中国国内しか使えないSIMを持ち帰りました。

では、LTEのデータ通信はできるのかな?と思って試したのですが、やはりAPNを設定しないとネットができません。APNをネットで検索すると cmnet と打つだけでよいようです。

これで、通信はできるようになったので、中国联通のアプリをダウンロードしていろいろ見ていると、国际及台港澳长途というオプションを見つけました。ここから国際電話オプションがONにできそうです。

手続きをし始めると、最後の処理で「デポジットが足りないよ」みたいな処理が出てきました。
ネットで調べると「500元」以上のデポジットがやはり必要なようです。(昨日の店員が言っていたのはこれなのか?)ただし、追加で500元ではなく、トータル500元のデポジットがあればよいという記事を見かけました。

私のデポジットは、10元x12か月分の120元しかないようです。(よくわかりませんが、270元払っているのですから、合計で270元のデポジットと思っていたのですが・・・)
ただし、なぜか、240元チャージされており、合計支払は510元と出ていました。

これならいけるのでは?と思って、なんどかトライしたのですがだめで、中国人の知り合いに確認してもらったところ、やはりチャージが足りないとのことだったので、いくらチャージすればいいのかサポートに確認してもらいました。

サポートいわく、「ショップで手続きしないとだめだが、代理店ではできない」ということで、知り合いの中国人がついてきてくれることになりました。

最初購入したところに連れていかれると、500元取られるので、はらはらしていましたが、結局別の店で手続きすることになったのですが、200元チャージすればできますよ」とのこと。200元でも4000円ですから、結構高い金額です。(これも計算がわからないけど、おそらく 240元+200元+最初に払った150元=590元 で500元超えになるからだと思う)

ただし、やはり今後のことを考えると、国際電話がかけられないと不便なので、200元をチャージしました。で、アプリで何度やっても無理(そりゃそうだろ、ネットじゃできないからショップまで行ったんだし)。なのでショップの店員に聞くと、ショップの端末でも操作できないらしい。
(横で見ていたけど、国際電話オプションを設定すると保存できない)

30分ほど操作しても変化ないので、ショップの店員が調べて連絡してくれることになった。

それから30分ほどして、電話があって試すと、確かに国際電話開通の設定ができた!!

これで無事に電話も使えるようになりました。

さて、最初に書いた4G全国套餐の何が失敗だったかというと、実は通話と通信の定食メニューではなく、4G组合套餐という、単品組み合わせメニューがあったのだ。

これの何が良いかというと、最低維持費が8元(通信のみ150MB)からで、通話はしないオプションも設定可能ということなので、しかも組み合わせを自由に切り替えることができるらしい。

中国にずっといる人であれば、定食メニューでもよいと考えるが、中国にいないときにはできるだけ維持費を安く済ませるほうがよいはずである。

定食メニューから単品組み合わせメニューに変更できるか、アプリを確認したが、どうやら、定食メニューは契約期間中は、組み合わせメニューにはできないようだ(一番安い76元のプランにはできるようだが、9倍維持費が違う)

もっと調べて買うべきだったかな。

ただし、今500元以上のチャージがある状態で、10元ずつの維持費のはずなので、契約期間が切れるまでは支払しなくてもよいかな。

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